パリ・東京でモンテッソーリな子育て

駐在妻によるパリ生活・モンテッソーリ教育・東京子育ての記録。パリの託児所・幼稚園・習い事の情報なども。

パリの日本人幼稚園一覧
ギャルドリー(託児所)について
モンテッソーリ教育視点での家具選び
子育てママにこそAppleWatch!タイトルのテキスト

【パリで退去】エタデリューでオーナーに詰められる(最初の家)

スポンサーリンク

パリでは「借りる時より出る時が恐怖」と言われるのでそのお話。

 

 パリネタの下書きがたまっているので徐々に書いていきます!

 

f:id:great_journey:20200528234019j:plain

 今更で忘れていることもありますし「パリの家は全部こう!」とは言えないのですが、退去時は揉めると言われているパリの賃貸。まずは我が家が1軒目の家を退去するにあたってびっくりした話を。

 

パリはひと部屋単位で個人のオーナーさんがいるっぽい。

持ち家感覚が強いせいなのか?日本とは違って退去時にかなりうるさく言われました。幸い私は息子と新居にいたので言われたのは夫だけなのですが、又聞きでも嫌〜な気分になりました。退去時なんて鍵の返却くらいかな?と思ったのに狭い家なのに4時間近く帰ってこないものだから何かあったのかと思ってしまった。

入居時・退去時にオーナー立ち会いのもと行われるのが現状確認「エタデリューだそうです。1軒目(テンポラリーではない家)の退去時のエタデリュー(ÉTAT DES LIEUX)でオーナーさんに言われたことをまとめました。

 

部屋の掃除がなっていない

そこそこ掃除したんですよ?我が家は最初は夫が単身赴任、私は出産後に息子をつれて遅れて渡仏。なのでこの家の元の状態がどうだったかわからないのですが、すごーくきれいな家だったかと言えば最初からいなかった私でもそうではないと思う部屋でした。

土足文化なわけだし新築ではないから、掃除をしても「これは元々の汚れや劣化だろうなー」と、取れない汚れはそのままに。強力な洗剤でも買ってきて取れるか挑戦すればよかったの??

他にも「リビングのテーブルの裏がはげている!」と言われたそうですが、それは入居時のチェックの段階ではげていたと伝えると納得したそうです。

新居に移った際も入居時に細かく確認階がありました。自分の汚れじゃないもの、経年劣化は主張しましょう!!

駄目元だとしても。

 

掛け布団カバーはアイロンをかけろ

家具付きなのでベッド、布団も付いていたのですが、掛け布団は日本から持ってきたものを使っていました。なので用意されていた掛け布団カバーは使わずに紙袋に入れてしまっていました。そのカバーが新品だったのかは不明ですが、私としては「ほら、使ってないから次の入居者にそのまま渡せていいでしょ?」くらいに思っていたのです。

それに対して「アイロンをかけるべきだ」とオーナー。ってことは同じものを次の人へも渡すの?私たちに貸してたものも中古だったのかな?


トイレが汚い

これは確かに…。
しばらく男(夫)の一人暮らしだったので水回りは総じて汚かった。私が渡仏して掃除しても落ちない汚れもあったんです。(汚い話でごめんなさい!)

日本の感覚で「どうせ部屋にはフルクリーニング入るでしょ」と思って適当に掃除をしたら怒られたそう…。 

 

 

シンク回りが汚い、交換しろ

これも男の一人暮らしによるもの。

私は日本の引越しではクリーニングが入るとわかってもきれいに掃除をして出て行くタイプ。私が退去時にシンクを掃除すると言うと夫に「別にしなくていい」と言われました。パリではそんなもんなのかな〜?と思いつつも(夫はパリはそれでいい、というつもりはなかったようですが。じゃあなんで言ったんだ?)、劇落ちくんでこすったらきれいになりました。でも夫のその一言があったので、完璧にきれい!というよりは、まぁこれで十分でしょ、というくらい。

そしたらオーナーに「汚い」と…。

さらには、シンクの回りが木だったのですが「木が水で濡れたせいで変形して交換しないといけない。弁償だ。」と。

確かに木が変になっちゃったけどそれって作りの問題だよね?水道の下の部分が木なんて見たことないよ。シンク回りなんだから濡れるの当然だよね?なぜ木にした?水を使うなと??  

 
だけどこれは結局請求がきて700€くらい自己負担しました…。


シンクの排水管を交換しろ

旧家、新居ともなんですが、キッチンのシンクの排水溝に付いている網みたいなものの目が荒いんです。なので割となんでも排水溝に流れる→詰まる
しかもフランス人はなんでも流すとも聞く。

日本から持ってきた「排水溝に入れて詰まりを取るタブレット」を入れてみたのですが全く効果なし。私が渡仏した時点で詰まっていましたが、これも「クリーニング入るし、もう引っ越すからいいよね」とそのままに…。(というか奥が詰まった排水管を素人が掃除ってできるのでしょうか?溶かす強力な洗剤を使うくらい?)

それを「排水管を交換すべきだ」と言われたそう。え!交換までするの!?色々びっくりです。。しなかったけど。


電球を替えていない

4つ電球が付いているランプのうち1つが切れたのですが、色味とか決まってるのかなーと交換せずにいました。勝手に替えていいかわからなかったし(今となれば替えちゃいけないことなんてないですよねー)。替えていなかったことを怒られました。    

 


このオーナーは30代?くらいで若そうで、とにかく細かくてうるさい感じでした。←失礼

でも周りのエタデリューや我が家本帰国時のエタデリューと比べると本当にここのオーナーは嫌な感じでした。若いからかケチなのかよくわからないけどクセのある感じの人でした。

今回書いた点は「いやいや、そこを綺麗にするのは基本だよね?」と突っ込まれそうな部分かもしれないけれど、書かなかった細かい点で「え?何言ってんの??」というおかしなレベルのものもけっこうあって。一人で対応した夫を労いたい。


 

パリでお散歩をしているとちょくちょくアパートのクリーニングをしているような光景を見かけます。なのできっと退去時のクリーニングはあると思うんです。でもこうして色々言われて思ったのは

「個人所有だから持ち家としての思い入れが強い。きれいであってほしい。」
 「クリーニング代を安くあげたいから、退去時にそこそこきれいにしておけ。」
とか?私の勝手な推測ですが。


クリーニング代は借主に請求しないのかなぁ?実際はどうなのかよくわからないですが、パリではオーナーが退去に立ち会って直接あーだこーだ言ってくるので大変でした。この一件があったので、新居ではとにかくきれいに暮らそうと心に決めたのでした…。



www.europe-kosodate.com

www.europe-kosodate.com

  

ポチッとしていただけると励みになります。 

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ