退園手続き記事で止まっていた「パリのモンテッソーリ幼稚園」での最終間際の様子。
前回のお話
退園が決まってから
パリで息子が通っていたモンテッソーリスクールでは、先生が子どもたちの写真を撮ってネットの保護者向けサイトにアップしてくれていました。普段はまんべんなくみんなの写真が載っていましたが、本帰国が決まってから特別に息子だけのバージョンのアルバムを作成してくださいました!
お仕事の写真のほか、普段動画はあまり載らないのですが動画もたくさん撮って&載せてくれて。動く息子はもちろん可愛いし(笑)、先生が英語やフランス語で話しかける中、それを理解して行動する息子。習うより慣れろ。子どもの吸収力・理解力は本当に素晴らしい!
2歳をすぎた頃から英語もフランス語も本当によく話し始めていました。こちらのスクールを選んだのはモンテッソーリ教育が目的でしたが、語学面でもインターナショナルスクールに入れて本当に良かったなと思いました。
スクールでの「特別な」最終日
息子用に特別に「さようならパーティー」をしていただけることになりました!!
途中で辞める子は「気づいたらいなくなっていた」みたいに辞めたら来なくなる、普段はただそれだけっぽいのですが(親も特に何もしないっぽいので)、
私がとにかく先生と仲良くしていたこと(変な意味ではなくフランス語にdisadvantage・不便があったので密に質問・相談・連絡を取り合っていた)、息子が先生からもお友達からもとにかく好かれて可愛がられていたこと(ひいきとかではなく、自然と人を惹きつける魅力があるようです)から、最終日は「みんな、◯◯(息子)とはさようならだね!」というパーティーを開いていただけることとなりました。
お別れパーティーの様子
風船を膨らませて飾りづけをしてくれたそうです(後から知りました)。風船にシールを貼るのも指先を使っていいお仕事になりますね!写真では他に、風船で髪の毛に静電気を起こして実験・遊んでいる様子も写っていました。
私は事前に先生と相談し、パーティーに私が食べ物を差し入れすることにしました。
何か日本らしいものを・・と言ってもまだ小さな子どもたち。フランス人にお寿司が人気とはいえ生物を食べさせることはできないし、フランスの子どもたちが大好きなチョコレートケーキは全然日本感がない。
そこで!よく作っていた日本らしいメロンパンを作ることに。子ども向けに可愛く亀にしました。子どもたちにも先生たちにも大人気のようでした^^ エプロンをしているのが息子。とびきりの笑顔!
*メロンパンに顔と手足をつけ、顔にはチョコレートで顔を描きました。
その他に日本のお菓子もいくつか差し入れ。先生たちには抹茶のキットカットを。渡した瞬間「Is this WASABI taste!?」と聞かれたのでわさび味のお菓子も人気のようでした。(抹茶も人気ですよ!)
お別れにあたって私がしたこと
当日の食べ物の差し入れだけでなく、こんなことをしました。
・パーティーの食べ物を用意する(メロンパン+α)
・先生にお手紙を書く(今後の連絡先付き)
・仲良しのお友達数人にプレゼントを用意する
・クラスメート全員にお手紙を書く(今後の連絡先付き)
仲良しのお友達数人は家族ぐるみで付き合いがあったので個別にプレゼントを用意。逆に渡さない子(ご家庭)もあったけど付き合いはなかったし、別にこそっと渡さず堂々と教室前で渡しました。親友くんのママからはプレゼントをいただきました。
付き合いはなくても将来つながる可能性も・・と考え、他のクラスメートにも平等にお手紙は準備。フランス語の文章はアパルトマンの管理人マダムにチェックしていただきました。英語で言う「Dear XX〜」のDear部分はフランス語では「女性向け」「男性向け」で変わるんです!これは知らなくて勉強になりました。
今だに先生や親友くんのママとは写真付きで連絡を取り合っています^^
2歳児のハグ!
こちらは最終日ではないのですが本帰国直前の様子。親友Jくんとなんとハグ!2歳児でもこんなことするのですね〜(涙)可愛すぎる!
私はパリ生活が楽しすぎて帰りたくない、そしてそれよりも息子の教育環境が良くて帰りたくない、、そんな思いで本帰国前1ヶ月は毎日泣いてばかりでした(涙腺弱い)。
この幼稚園最終日・お別れパーティーの日もお迎えに行くと先生方が残ってしばらくお話ししてくれて涙涙でお別れをしてきました。 本帰国後もまた早めにパリへ旅行で訪れみんなに会いたかったのですがコロナで未だ叶わず。まだまだパリへ行けそうにないですし寂しい限りですが、いつか絶対みんなに会いに行く!!