日本での妊娠・出産はめちゃくちゃお金がかかるという話です。
愛育クリニックの良いところ
私は家からの行きやすさ・予約の取りやすさから妊婦検診は広尾の愛育クリニックに通いました。セミオープンシステムなので街の婦人科でも良かったのですが、口コミをみると近所に良い婦人科がなくて。愛育クリニック・愛育病院とも嫌な思いはしなかったので選んで本当に良かったです!
以下、愛育クリニックについて私が感じたことです。
・愛育病院よりすいている
・施設がコンパクトで右往左往しない
・再診費用(だったかな?)が愛育病院より少し安い
第一子の時は妊婦検診も愛育病院(田町)に通っていました。当時も今回も広尾よりも混んでいました。その分先生も多いんでしょうけど待ち時間は広尾の方が短いです。
施設に関しては広尾の方が病院自体がコンパクトなので、検尿・採血・NSTいずれも広尾はほぼ移動せず済むというのが楽でした。広尾は受付もお会計もわかりやすい。
田町は広くて採血やNSTへ行くのにやや遠回りしたり(慣れの問題ですけどね)、受付やお会計のシステムは最初はややわかりづらく戸惑うこともありました。
あとはこんな違いも。
広尾の方がスタッフさんが少ないのかな?と思うと広尾の方が合理的で私は好きなんですけど(田町は手厚い)、両方通うと違いにやや戸惑うかも。
<経腹エコー終了後>
広尾:おしぼりを渡されて自分でお腹を拭く
田町:看護師さんがお腹を拭いてくれる
<内診時の足元>
広尾:靴を履いたまま
田町:スリッパに履き替え、さらに台が上がる際はスリッパを脱ぐ
健診等でかかった費用、30万円超!
自治体からいただく14回の補助券では回数も金額も足りませんでした。都内はだいたいみなさん足りませんよね・・?第一子時に里帰り出産した際は足は出ませんでした!(田舎は安い!万歳!)
それと、確か「妊娠がわかった直後は子宮外妊娠のリスクがあるのですぐ病院に行かねばならない→胎嚢は見えるけど心拍が出ない→3週間後にまた来てください」という流れで初月だけで2枚補助券を使いますよね?さらに初月は血液検査やおりものの検査等でお金がかかる。補助額の増額を見直して欲しいな。
<通院時にかかった費用>
*つわりで点滴を受けたり1〜2回健診以外で通ったり、臨月に胎動が弱くなって追加NSTに通ったり予定日を過ぎて2日おきに来院するように言われたりで少しかさんだと思います。
合計 約36万円。
出生前診断費用約20万円を除くと約16万円。
念のためオンライン麻酔分娩学級を受講したので上記にさらに+3,500円でした。
3回ほど便秘薬を処方してもらったのと、破水の検査は約3,000円の実費(2回実施)、NSTは20分か40分かで値段が倍違ったりで日によって値段差が出ました。他にも色々あるんでしょうけど明細を捨ててしまったので不明です。
国によっては妊婦健診費用が完全無料だったりもしますがエコーが2回など心もとないことも。私は毎月エコーで無事を確認したい・赤ちゃんの成長を見たい派なのでお金がかかっても日本のシステムで良かったです。だけど子は国の宝、こんなにお金がかかるなら(当然生まれてからの方がもっとかかる)子どもが増えないのもわかります・・・。
出産にかかった費用、100万円超
麻酔分娩で大部屋だった私の場合、
出産関連 約84万円
子ども関連 約16万円
計 100万円
出産育児一時金の420,000円を引くと
実質 約58万円でした。
麻酔分娩がなくても38万円。
高いですよね、、、
(さすが御三家。でも近隣病院みんな高額)
第一子を出産したの田舎・個人産院でも5万円以上足が出ましたから、一時金では出産金はまかなえないのではないでしょうか・・。
産後もらえる費用
みなさんご存知かと思いますが、出費は大きいもののいただけるお金もあります!
※愛育病院とは関係ない話です 。
1.出産育児一時金
健保からもらえる、みなさんご存知の42万円。
2.健保組合の付加給付金
私の健保は10万円。夫の健保の方が額が高かったけれど選べるものではないので残念。でも付加給付の無い健保もあるらしいのでいただけるだけ有難いです。
ちなみにソニー健保は20万円!うらやましい
出産したとき | 健保の給付 | ソニー健康保険組合
3.自治体からの助成金
住んでいる自治体によっては助成金がある場合も。私の自治体はありましたので有り難かったです。
4.会社の出産祝い金
これもあったりなかったり?幸い我が家は夫婦ともいただけました。
出産関連だとこんな感じですよね。
(他にもあるのかな?あってもらっていなかったらショック!)
2〜4を足しても約58万円の出産費用には届きませんでした(涙)
続いてお給料の補填関連。
5.出産手当金
産休に入る場合にいただける給付。
ただし出産を機に退職する場合でももらえる場合があります!私は第一子出産時に退職しましたが、たまたまこの「退職する場合でももらえる条件」を目にして対応・手当金をいただくことができました!(数十万円になったのでホントラッキーだった。。)
6.育児休業給付金
いわゆる「育休手当」ですね。生後半年まではざっくりお給料の2/3、半年〜1歳までは1/2だけど各種保険料が免除になるので手取りがこれまでとあまり変わらないという話を耳にしました。だけど実際振り込まれてみないと本当なのか半信半疑です・・・。
5も6も受け取りはまだまだ先。その間に住民税の支払いなど高額の支払いが発生するんですよね・・・。
7.東京都出産応援事業<赤ちゃんファースト>10万円分
期間限定で10万円相当の育児関連の商品・サービスを受けることができます。オムツやミルク、チャイルドシート、シッターサービスなど多岐にわたるので本当に有難い!
ストッケのトリップトラップまであるのですが、手紙が届いた初日に「ストッケがあるね〜すごい!」と夫婦で話していたものの他も見たかったので交換しないでいたらあっという間に品切れ、入荷待ちで全然入って来ず(涙)早く復活しないかなー。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
どんなにお金がかかっても子どもはかわいい!
毎日かわいい子どもたちにデレデレです。
続く。