パリ・東京でモンテッソーリな子育て

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【モンテッソーリ教育】登園前に「粗大運動」を

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日本のモンテッソーリスクールに通い始めてすぐくらいに、スクールの先生から「登園前に公園で運動できたらしてきてください」と言われました。

 

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粗大運動が必要な背景

モンテッソーリスクールでは指先を使う「微細運動」をしますし、各お仕事には集中力を要します。登園後にお仕事に取り組みやすくなる、集中力を高めることにつなげるために、できれば登園前に微細運動とは逆の「粗大運動」をするように言われました(これはあくまで提案であり強制ではなかったです。モンテッソーリ教育では強制などはしないかと)。

先生からは「モンテッソーリ教育が生み出された当時のイタリアは家の回りで遊ぶ環境がうんとあり、そこは考えなくて良かった。だけど今の時代、ましてや東京は家や建物ばかりで遊ぶ環境がない(あっても狭い公園など)。お仕事はお教室内でできるけど運動ができていないのが課題」と聞きました(かなり前に聞いたお話なので言い回しなどを私が忘れて正確に表現できていないかもしれません、、が、だいたいこんな感じでした)。

 

粗大運動とは?

以下のサイトに「粗大運動」の具体的な中身やその意味・やり方、「微細運動」についてもわかりやすく書かれています。

studiosora.jp

 

具体的にしたことと効果

息子が登園直後に集中してお仕事に入れるようにするため、しばらく公園に寄ってから登園しました。「ジャンプをしなきゃ」とか「走らなきゃ」とかは全く考えず、ただ単純に遊んだだけ!
もちろん「じっとお砂場遊び」では意味がないんでしょうけど。

普段の登園の20分ほど早く家を出発し、息子と私で滑り台で遊んだりブランコをしたり追いかけっこで走り回ったり草むらを探検したり。運動をすると大人でもすっきりするのと同じなのか?親子とも朝からすっきりして一日を始めることができたと思います。

息子がスムーズにお仕事に入れるようにという効果のほか、この時間は親子の絆を深める意味でも良かったです!

これは全員に言えるわけではなく、当時の息子の状況や発達段階にあわせて必要だったんだと思います。この「登園前の遊び」を始めてから、徐々に集中力に関しては悩まなくなりました。スクールでも途中で「お外遊び」の時間はありますが、それとは別で時間を取って良かったし、きっと必要だったんだなと思います。

先生方は一人ひとりをちゃんと見てくれて良い方向にアドバイスをくださってとてもありがたいです。

 

*息子が小さい頃、お天気の良くない日や真冬などは室内でこういったもので遊ばせていました。良い運動になるしつきっきりで遊ぶのは大変なので大活躍でした!

【参考】〜1歳くらいまでの粗大運動

こちらのサイトに具体的な粗大運動の例が掲載されています。

www.preschool.tokyo

 


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