パリ・東京でモンテッソーリな子育て

駐在妻によるパリ生活・モンテッソーリ教育・東京子育ての記録。パリの託児所・幼稚園・習い事の情報なども。

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【パリ】託児所へ通うまで② ギャルドリーの申し込み方法(6区編)

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専業主婦の私がなぜ息子をわざわざパリで託児所に通わせることにしたのか?


パリ市のサイトが少し変わっていたので記事を更新しました(2018/7/11)。
最後に区ごとの申込方法の別記事のリンクを追加しました(2018/8/10)。

 

フランスに来た当時、息子は生後4ヶ月。夫に「ギャルドリーに預けたら?」と言われたけれど私は当面は自分で面倒を見るつもりでした。(こんな可愛い子、離したくない!他の人に預けるなんて心配!と)

その後、息子がズリバイ、つかまり立ちと進む中で「このまま家中心、私と二人きりの生活で息子のためになるのかな?刺激が足りないんじゃないのかな…」と毎日悩んでいました。公園のお散歩や買い物には連れ出していたけれど、それだけでいいのかなと…。それにどんどん目が離せなくなるし、離乳食も3回食になり一日中やることだらけなのに何もできない😫一人になる時間が欲しい!遊びたいわけではなく、このままでは家事すらできない! そして外国語環境に入れたい!そうよここは外国

そこで「やっぱり預けよう!」と思い立ち、前回の記事(託児所へ通うまで①)の通り区役所で無駄にクレッシュについて聞いてしまったけれど、そこからはうちから通えそうなギャルドリーを私が順位をつけてピックアップ、上から順に夫が電話をしてくれ、アポを取ってからはトントン拍子に話が進みました。現在は慣らし保育の真っ最中。

日本にいたら育休を取ってすぐ復帰していたと思うので預けることに戸惑いは無し。それにパリに半年以上いれば土足文化とかかなり受け入れられるようになって、もうどんなところでも、何でも気にしない!という心の広さを身につけていましたから(笑)

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専業主婦でも子どもを預けられるのが「halte-garderie:アルトギャルドリー」と聞いて、今回はこのギャルドリーに申し込みましたひらめき電球

 

ここから私がおこなった申し込み方法を紹介しますが、必要書類等、区によって異なると思いますのであくまでご参考までに。正確には該当の区へ問い合わせをお願いします。 

パリ15区の場合、前記事の通り区役所での申し込みはクレッシュのみ。ギャルドリーは自分で直接電話・手続きするそうです。(区役所ごとの登録の違いは記事の最後にまとめています)
↓↓前回記事

www.europe-kosodate.com

 

 

ギャルドリーを探す

以下、パリ市内のギャルドリー一覧。「ARRONDISSEMENT」で区を選択してOKを押すと、希望の区でフィルターをかけられます。
https://meslieux.paris.fr/mairies-d-arrondissement

※上記のサイトが少し変わっていたので更新しました(2018/7/11)。

最初の検索ボックス「Recherche un équipement」に「halte-garderie」と入れて「VALIDER」を押すと右の地図のように丸が出てきます。この地図内の左上の「+」で見たい地区を拡大していくと、

f:id:great_journey:20180712052803p:plain

 

ギャルドリがあるところにパリ市のマークが出ますので、それを押すと名称と地図が出てきます。「Voir la fiche complète」を押すと、最寄駅や電話番号などの詳細(というほどの情報もないですが…)が見られます。以下は試しにエッフェル塔前のシャンドマルス公園内にあるギャルドリーを検索した画像です。

f:id:great_journey:20180712053249p:plain

フランス語がよく理解できないながらにこの検索方法で出たものの、これで本当に正しいか、漏れがないかは保証できませんので最後はご自身でご判断ください。

クレッシュやギャルドリについての説明はParis市のHPへ
Les creches parentale et municipale – Paris.fr

 

パリは小さい市。我が家は4つの区と接する地区に住んでいます。区内のギャルドリーは家から遠くはないけど近くもない。区内の一番近いところは受け入れ月齢が18ヶ月〜とのことで断念(当時息子は0歳)。施設ごとに受け入れ年齢がマチマチなので注意!

それとできれば夫が出勤する時に送って欲しかったので、隣の区のギャルドリーを調べたところ自分の区内よりも近くにあることが判明!ここ、ポイント🌟自分の住む区以外のギャルドリーでもOKなのです✌️


 

ギャルドリーに電話をしてアポを取る

一発目の電話はフランス語必須なので夫に依頼。第一候補はすでにバカンス中で電話がつながらず第二候補へ電話。8月初旬に電話をしたらバカンスに入るとのことで9月頭に再度電話するように言われ、9月に再度電話をして訪問のアポを取りました。

9月は年度始まりでとても忙しいそうでアポを取れるのは1日だけでした!当日、夫は外せないMTGがあるので私が息子と二人で行くことに。幸い所長(?)が英語を話せるので大丈夫でした。



ギャルドリーへ行く

約束の日時。アポを取って訪ねてと言われたので行ったのに、所長さんから「区役所の手続きは終わったの?」と聞かれました😶あとでわかったのですが、実はパリ6区はギャルドリーも区役所での登録制でした!区によって違うなんて…。

ただ、この所長さんがとっても良い方で私が何も知らないとわかるとすぐさま区役所に電話をしてくれて、「こういう日本人のママが来ていて、隣の区に住んでて〜」と事情を全部説明してくれ、区役所での手続き方法も代わりに聞いて教えてくれたのです😭

しかも区役所の方には「後日こういう日本人ママが行くからよろしくね!」と伝えてくれて、私には「区役所の担当者にはあなたが行くと伝わってるから、行けば大丈夫よ!」と言ってくださり、この所長さんのおかげで区役所での手続きが本当にスムーズに進みましたキラキラ



パリ6区の必要書類

区役所へは以下の提出が必要でした。

・父母(夫と私)のパスポート
・子どもと両親が親子であると証明できる書類→日本の戸籍謄本のフランス語翻訳を使用
・パリの居住の証明→EDF(電気料金の領収書)を使用
・父(夫)の給与がわかるもの→フランスのがなければ日本のでもOKでした。区、担当者によって違うかも!

親子の証明書類、EDFは色々な手続きで本当によく使います。特に親子証明は日本に一時帰国する際も重要っぽいので、帰国時は絶対に持っていきます!空港で「本当に親子か?」と疑われ、証明できなかったために出国できなかった話も聞いたので…。

 

パリ6区の手続きの流れ

★区役所へ行く

6区の区役所には15区にあったような自動受付機はなく、窓口に人が立っていました。私が行こうと思ったのになぜか夫が行くと言うので夫に必要書類を提出してもらい、ギャルドリーの登録証を発行してもらいました。

夫がもらってきた登録証を見て唖然。息子の名前が間違っている😐
夫は「ざっと確認したんだけどな〜」と…名前の他にも間違ってる箇所あったよ…。

★再度ギャルドリーへ行く

区役所でもらった書類にギャルドリーの所長のサイン・押印が必要だったため、私が持ってギャルドリーへ。この時に預かりルールや慣らし保育についての説明を聞きました。

★区役所へ書類提出で完了!

所長のサインをもらった紙を6区の区役所へ提出しに行き、その際に夫がもらってきた登録証を見せて息子の名前等を訂正してもらいました。

区役所の窓口へ行くと私が話しかける前に「先週あなたのhusbandが来たでしょ♪」と言ってきてなぜかノリノリの担当者(6区は日本人が少ないからピンときたのかな?)。

私が「そうですけど、書類にミスが2箇所ありました!(キリッ)」と言うと担当者は「まさか〜!笑」と一度冗談を言ったのち、ホントだ〜とすぐに訂正してくれました。暇だったからか、元々人がいいのか…。とにかく、フランスのお役所にはいいイメージがなかったのに(全部人から聞いた話。私は変な人に当たったことはありません)、6区の方々はとても良い方ばかりで役所手続きは楽しんで帰ってきました(笑)

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これにて区役所での登録は完了!「何曜日に通う」「いつから通う」などの細かい条件は、所長さんとお話しました。次回へ続きます。


息子(長男)が通ったギャルドリーは近さから第二候補だったのですが、所長(英語ペラペラ)も先生もみんな良い方々、土足厳禁だった、バカンス休みもなくほぼ開いていた、体調不良でも元気なら預かりOK(ドリプランを置いて飲ませてくれた)、園庭に桜の木があってその下で遊んだりおやつを食べたりしていた、隣がクレッシュで(系列なのかな??)広くて屋上で三輪車に乗ったり遊ばせてもらえた、、などなど、今考えると最高だなと。ここに通う運命だったのかな、と後になって思いました。

長い慣らし保育中に私も同席させてもらえてギャルドリーがどんななのかよくわかったし、フランスと日本の保育がどう違うか先生と話したりも楽しかったし、あまりに私がずっとクラスにいるから息子のクラスメイトたちは私を新しい先生と勘違いして慕ってくれたりとなかなかできない貴重な体験ができました。(このあたりも過去記事に書いています)


※あと、どうしても預けたいけど言葉や手続きのハードルが高いなら、最初から通訳さんを頼んで全部やってもらう手もあったな、と後になって思いました。



 *パリ6区、7区、15区、16区のギャルドリの登録方法をまとめた記事はこちら

www.europe-kosodate.com

 

 

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