私の趣味の話ですが、お子さん向けレンタルをお考えの方にも。
パリでヴァイオリン(バイオリン)を習っています。ヴァイオリンのレンタル方法や先生に聞いた話など、どなたかの参考になるかもと思い記録します。
レンタルする場合
パリ市内にはレンタルできるところが何箇所かあります。私は先生に紹介していただいたパリ15区の工房でレンタルしました。
★レンタル時の必要書類等
・パスポートのコピー
・デポジット500€分の小切手(返却時に故障等なければ返金されます)
・向こう3ヶ月分の月額レンタル料(22€×3=66€の現金)
・その場で記入する書類(名前や住所を書く)
引き続きレンタルを続ける場合は月額料を続けて払っていくこととなります。
上記はあくまで私の借りた工房の場合です。詳しくは各お店・工房にお問い合わせください。
購入する場合
当然金額によってピンキリですが、よほど「ずっと弾きます!」などではない限り最初から高いものを買う必要もないですし、逆に安すぎてもあまり良くないそう。先生からは800-1500€程度のものが良いとうかがいました。
また、中国製は安く手に入るけど他のものより質が良くないそうで、フランス製は質が良いし売る際も高く売れるのでできればフランス製が良いと言われました。ただし小さな子どもが使う場合、壊してしまったり成長してすぐに使えなくなる(サイズ交換)ことを考えると中国製でも良いとのこと。
日本だとフランスよりレンタル自体も高いようですが、子どもは体が大きくなるとヴァイオリンも変えないといけないのでレンタルの方が金銭的負担が少ないようです。
子どもに音楽の習い事をさせる場合
早ければ早いほど良いのかと思っていたらそうでもないそうです。
ヴァイオリンよりまずはピアノが良いそう。ヴァイオリンは指で押さえる位置によって音が変わりますからね、正しい音を聞き分けて正確に押さえることができないうちは音を正しく捉えられないのかも?その点ピアノは押した鍵盤は必ずその音ですから明確ですよね。(ピアノは調律してある前提で)
ピアノは5歳くらいから始めるとよく、しっかりした子で4歳からいけるかな?だそう。ヴァイオリンは遅くとも6歳には始めないと差が出るそうです。
先生曰く「音楽を習う際は早すぎても良くない。4歳で習得するのに3ヶ月かかることが6歳なら1週間で身についたりもする」とのこと。これには納得!!ただし、4歳から6歳までは2年もあるので、習得に時間がかかったとしても練習の絶対量は増えるからそこを考慮すると結局どうなんだろう?とも思ったりしました。
あくまで一人の先生に聞いたお話ですので、こういう意見もあるんだな〜とご参考までに。
返却時の注意点!
正しい音程を押さえるために、私のヴァイオリンには先生からシールを貼ってもらっています。それを剥がしてみたら粘着がベタベタで取るのにかなり苦労しました。かと言ってシールがなければ最初のうちはきっと押さえるのが大変。フランスのシールだからか、日本のシールだったら大丈夫だったのか…。そこはわかりませんが、同じようにされる方はご注意ください!!
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