可愛くて役立ちそうな絵本を見つけたので紹介します。
作者は累計100万部のベストセラー『フランス人は10着しか服をもたない』を書かれたジェニファー・L・スコットさん。
フランス人は10着しか服をもたない
こちらの本は私も渡仏前に読みました。実際パリに住んでみると女性はけっこう毎シーズン流行りのお洋服を着ていたりするので(あ、これお店で見かけたお洋服だ!とすぐわかる)、この本の内容は納得できない箇所もありました。
だけどエレベーターがあっても必ず階段を使うマダムも知っているし、私の上の階に住むムッスィューは本当に紳士で夏でもジャケット着用。ジェニファーさんが言わんとしていることを理解できる部分ももちろんあります。
フランス全土ではないみたいだけどパリの人は食事と運動に気を遣ってスタイル維持を心がけていると聞いたことがある通り、実際太っているパリジャン・パリジェンヌは見たことがない。
(これは本当にすごい!太っている方はパリ以外の方だと思う…英語を話していたのを聞いたし。でもあくまで私が見てきた限りの話です!)
それに、ご自宅に訪問すると古いものを含めて皆さん本当に物を大切にしているんだなぁ、というのを感じました。家がみんな本当に素敵!衣食住、フランス人から学ぶことは本当に多いです。
絵本「マドモアゼル・シック〜すてきな女の子になるレッスン」
ジェニファーさん初の絵本、それがこちら。イラストはたんじあきこさんという方が描かれたそうで、「楽しみながら生活する気持ち」と「生活習慣」を学べる本だそうです。
エマは、ピアノとバレエが大好きな女の子。お母さんの雑誌「マドモアゼル・シック」をめくるのがおきにいり。でも、シックってどういう意味?
もっとすてきになりたいエマは、お母さんから5日間のレッスンを受けることになりました。あいさつ、身だしなみ、友だちづきあい、おかたづけ、姿勢、テーブルマナーなどを学んだエマは、はたしてマドモアゼル・シックになれるのでしょうか――?(Amazonの紹介文より)
中身をチラ見したのですが、挨拶や身だしなみ、さらにはテーブルマナーなど、なるほど“シック”なフランス人らしいと思うところが満載ですし、小さい子でも楽しく読みながらマナーが身につきそうだなと思いました。(でも一番は口で言うのではなく親がして見せること…!)
もし私がフランスに住んだことがないまま読んだら「へーフランス人てこういう感じなの?」と思う気がするんですけど、周りの女の子たちが実際こんな感じだというのもわかるので、これを読んですごく「わかる!フランスってこうだよね!」と思う部分も多かったです。
本当に基本的なことが多いので、これは一冊あるといいかも、と個人的には思いました。我が家には女の子がいないですし、男女の差が取り払われている現代ですが、それでもやっぱりこれは女の子向けの絵本だなぁ。
こちらを試し読みできるサイトについて、次の記事で紹介しますね。
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