教科書通りに成長している次男。
長男は体の成長がゆっくりめでしたので違いにびっくり。長男はパリでリハビリ的なのをしたな〜と思い出しています。
体が柔らかい
長男、第一子なので体が柔らかいなんで気づきませんでした。3ヶ月検診で「体が柔らかいですね」と言われたもののそれが何を意味しているかがわからず「そうなんだ〜」としか思いませんでした。
寝返りだけは早かったのですが、それ以外の首すわり・おすわりがゆっくりだったためパリのアメリカンホスピタルのドクターに「小児神経専門医に診てもらった方がいい」と言われて予約しました。こちらの専門医、確か月に1-2回しかアメホスにいらっしゃらないので当日もし体調不良等でキャンセルすると再予約が遅くなるので気をつけるように言われました。
私は「体が柔らかくて何が良くないの?柔軟性があっていいじゃん」くらいに思っていたら、体が柔らかいがゆえに座ったりに結びついてこなかったようです。
ちなみに長男はいまだに開脚180度できるくらいには柔らかいです!うらやましい!
小児神経専門医に診てもらう
診察当日。ピリピリした感じの先生で印象は良くなかったです。通訳内容がよくなかったのかドクターの理解がよくなかったのか、私の話をトンチンカンに解釈されたりしてやや面倒でした(失礼)。
結局「キネ(運動療法)で体を鍛えましょう」ということに。
「私と長男がアメホスに通ってキネをする」という選択肢もあったのですが、ドクターから「赤ちゃんを連れて毎週来るのは辛いですよね?なら出張型があるのでそちらで処方箋を書きますね。英語OKな方です。」とのこと!
このキネは保険でカバーされるし、ドクターが勧めるならやらない理由はない、とキネを受けることにしました。
出張キネスタート
紹介されたキネの方へは携帯電話のSMSでやりとりしました。バイクでひゅっといらした(笑)
長男の体の様子を観察し、一人座りをさせたりソファにつかまり立ちをさせたりをしていました。マッサージをしたりは無かったです。痛いこともないので基本的に泣いたりはしませんが、長男が他にしたいことがあってもこれをやらされると嫌でグズグズしたりはしました。
おすわりが安定しないときは倒れて頭を打たないように周りにクッションを置くようにいわれました。
ソファにつかまらせて立つ練習。
自宅に来ていただけるととにかく楽でよかった。
おすわりが安定しても、歩き始めて後ろに倒れて頭を打つことがあったのでこの蜂さんクッションが大活躍でした。かわいいしね!
日本の小児科で相談する
規定のキネの回数を終了してそれで一旦様子見。というか私があの小児神経専門医の方に良いイメージがなかったので(失礼その2)、これ以上別に良いかなと思ったのもありました。長男はゆっくりめでも順調に成長していましたし。
その後日本へ一時帰国した際に、そういえばと予防接種で訪れた小児科で体の柔らかさや発達等を相談してみたんです。
長男を診察してくださった先生からは
「不安にならなくても大丈夫ですよ。発達がゆっくりでも3歳頃になればみんなと同じように走り回っていますから。」と言われました。0歳〜のたった何ヶ月かの成長のスピードで「どうしよう」と焦る必要はまったくなく、もっと長期で見ましょうね、と目から鱗でした。第一子なのでそういう長期視点がなかったのです。
*上記はあくまで長男を診察して言われたお話です。子どもにより個人差はあると思います。
振り返ってみて
結局キネは意味がなかった気がします。効果や意味はゼロではないのかもしれないし私は医者ではないので断言できないけれど、あくまで2人を育てている身からして子どもは発達が追いついてくればできるようになるし、そうでなければ無理に特訓しても目に見えて「できるようになった!」とは感じなかったので。
そして長男は彼のペースで成長し、本当にいつの間にかまったく問題なく走り回るようになりました。当然ですが、赤ちゃんは「これができそうだぞ」とか、準備が整ったら順番に寝返りしたりおすわりしたりしていくのでしょうし。最終的には自分で挑戦してひとりで成功しないと意味はないですから。
このキネに関しては「こういうものもあるんだな〜」といい勉強?経験?にはなりました。