パリ・東京でモンテッソーリな子育て

駐在妻によるパリ生活・モンテッソーリ教育・東京子育ての記録。パリの託児所・幼稚園・習い事の情報なども。

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【パリ】今年度のギャルドリー終了!

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7月中旬で今年度のギャルドリーが終わりました。新年度は8月下旬にスタートです。約一年、息子も母もがんばった!

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我が家の教育方針

教育方針…というほどではないですがフランスにいる間は息子を夫は「フランス語環境」、私は「英語環境」におきたいとそれぞれ考えています。そして「0歳からギャルドリーまたはクレッシュ、2歳からモンテッソーリ」という考えは夫婦で一致。

 

ギャルドリーはパリ市運営による公立なのでフランス語環境のみ(だと思っていますが違ったらごめんなさい)。そこで私は私立の0歳から入れる英仏バイリンガルクレッシュを探したのですが、見つけたところが遠くて。バスに乗って30分以上の通園も考えましたが難しいだろうなぁと。

 

では英語にこだわって預けないのか?と言えばそうではなく、いずれ英語には必ず触れるけどフランス語のシャワーを浴びられるのは今のうちだけ、日本語とも英語とも違う音を耳にするのはそれはそれで素晴らしいこと。(英語は自宅で触れさせられますしね)

 

言葉面以外でも息子が親以外の人(大人、同年代の子)と接して成長するのは良い機会。私には少しでも自由時間ができることで息抜きができたり家事を効率的にできたりというメリットも。日本だともしかしたら「母親が育児をせずに息抜きだなんて」と言われるかもしれませんが、フランスでは「なぜ子どもを預けないの!息抜きをしなさい!」という文化なのです。私にはフランスの方が合っています♪

 

ということでギャルドリーに入れました。

 

 

ダブルリミテッド

私は「英語、英語!」と言っていますが夫婦ともに日本人で英語が流暢なわけではないので、親による息子の完全バイリンガル化は目指しておりません。英語の音が自然に身に着けば(=英語に慣れた耳になる)、小さい頃から英語が自然とある環境にいて英語が嫌・苦手と思わないように、くらいのスタンスです。

 

ましてやダブルリミテッドという言葉もあるくらいですから、家で英語遊びはしながらも親はしっかりたっぷりと日本語で話しかけています。(息子は生まれた時から周りが本当によく話しかけてきたからか、それとも息子の元々の能力?なのか、まだ2歳になりませんが本当によく言葉を話します)

 

ダブルリミテッドについてはこちら↓

president.jp

 

 

ギャルドリーに通ってみて

一年近く通っての息子と私の振り返り。

 

★息子の状況、成長

・母と離れて生活をする
・他の子と関わって色々学ぶ
・様々なおやつを食べる
・コップ飲みが上手になった
・フランス語を理解する、話す
・歌や踊りを覚えてくる
・遊びを覚えてくる

 

★母の状況、成長

・身軽で買い出しに行ける
・家事がはかどる
・一人ランチができる(お昼時間をすぎるとお店が閉まるのでごくたまにだけ)
・ウインドーショッピングができる
・フランス語が少し上達した(主に体調関連だけど)
・フランスの育児について理解が深まった
・息子を預けることに抵抗がなくなった(元々抵抗はないけど預ける時に泣かれても無心で預けられるように笑)
・断乳

 

息子は泣くことなく慣らし保育をスタートしましたが、冬だったので何回熱を出したかわからない!!というくらい体調を崩しました。息子のギャルドリーは熱があっても預かりOKなものの、家から出せないくらい体調不良だったので休ませて再登園する時に体も心も弱って泣いてしまい。(通常みんなそうなるそうです)それで7月時点でも預ける際に泣くことはありました。すごく泣いて「ママー!!」と叫ぶけれど、いざ私が部屋から出て行くとピタッと泣き止むので結局平気みたいです。

 

 

ギャルドリーで良かったのか?

息子は人や言葉にすごく興味があるようなので、家で私と二人で過ごすよりギャルドリーに通わせて本当に良かったと思っています。息子は歩くのがゆっくりめだったので長らく外遊びが難しく、土足厳禁の室内で様々なおもちゃや滑り台がある環境で保育のプロに見てもらえるのは、児童館のようなところが日本に比べて少ないパリにおいてとてもありがたいですし。(土足や受入可能月例はギャルドリーによって異なります)

 

また、私が外国や英語が好きなので私自身がギャルドリーを楽しめているというのもあります。挑戦も好きなので情報がない中ギャルドリーの申し込みをしたり、日本にいたら使うことのない英語をたくさん使う機会があったり、先生方と話してフランス語やフランス文化や考え方を学べたり。(英語は使う環境にいても勉強しなくなってガクッと英語力が落ちたのを感じて今は焦っています…)

 

と、いいことづくめのように書きましたが考えることもありました。

 

友人の中にパリにある日本人幼稚園(いくつかあります)に通わせているご家庭があって、そこでは例えば「お花見、母の日・父の日の手作りアイテム、運動会、親子遠足」などイベントがあるそうで。フランスの保育園・託児所ではこういったイベントがほとんどないんです。みんな共働きだから?親の負担を減らすため?イベントが多いのは正直面倒だなと思ってしまいますが、なきゃないで寂しさも。わがままですね…。

 

その友人家庭は日本人幼稚園は週1しか通っていなかったので、それなら我が家も「日本人幼稚園+ギャルドリーという組み合わせ」もできたなぁと後になって思いました。ただ我が家は「パリにいる間は外国語環境におきたい」という確固たる教育方針があるので後悔するほどではなかったですが。ここパリでは日本とは違う選択肢があるので、各ご家庭の考え方によって納得して決めていけるといいですよね。

 

 

来年度から

以前別記事で書いた通り「週4モンテッソーリ幼稚園+週1ギャルドリー」に変わります。ギャルドリーは本当は週2からのところを特別に週1で通わせてもらえます。パリのモンテッソーリ幼稚園の見学・申し込みのこととかも追って紹介したいなと思っています。

 

知れば知るほどモンテッソーリに傾倒してしまいます。「モンテッソーリとは?」を簡潔に紹介することは難しいので、興味のある方は本を読まれることをお勧めします。初めての方にはこのあたりがお勧めです。

 

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