前回記事で書いた通り私一人で一時帰国し、「本帰国後の園見学」へ行きました。
モンテッソーリ園探しの難しさ
それはずばり「モンテッソーリ園探しの大変さ」。
候補はインターネットで調べるくらいしかできませんでしたが、それでもかなりの園を調べました。
これが罠というか「モンテッソーリ 幼稚園」等で検索するとめちゃくちゃ出てくるんです。だけど多少モンテッソーリを知っている方が見れば「これ本物…?」と疑ってしまうところも。
教室環境がちっともモンテッソーリ教育観点ではなかったり、お仕事の時間が週にたった2時間だったり、有資格者が0人だったり(資格がすべてではないけれど知識の目安にはなると思います)。
逆に、おそらくきちんとしたモンテッソーリスクールであろう「子供の家」はHPがないところも多くて情報を得られないし、電話や直接見学というハードルの高さ。(まあ子供の家は延長保育がない&長期休みありのところばかりだったので候補にはしなかったのですが)
モンテッソーリ教育を受けていた藤井聡太くんが有名になってから「モンテッソーリ=英才教育」と思われている方もいるらしく(私はそうは思っていない)、モンテッソーリ園に通わせたい親が増加&園側も「モンテッソーリ教育を取り入れたら生徒が見込める!」とばかりに『取り入れています』とHPにうたうところも増えたんだとか。
(もちろんそうではない園もたくさんあると思いますが、こういう園もあるんだそう)
フランスのモンテッソーリも同じ状況だとフランス人のママ友に聞きました。資格がなくても「モンテッソーリ幼稚園」と気軽にうたえるかららしい。
直感で「絶対的にこの園がいい」と思えた
そんな中で「ここは本当にいい!」と思える園、そして園長先生がいらっしゃる所に出会え、ラッキーにも希望時期に空きがあったので無事入園を決めることができました!(わずか2泊4日、実りがあって良かった!!)
実は【駐在妻の保活】シリーズの最初に書いた条件、「延長保育がある、長期休暇中も預かり保育がある」は満たしていなかったのですが、「絶対にここがいい、ここに通わせたい、息子も気にいるはず」と揺るぎない自信を持てたので、こちらに通わせながら私の職探しや長期休暇中の対応はゆっくり考えようと思えたのです。
とっても環境も先生も良くて。 当面は私が家にいて(働かず)息子と生活リズムを作ったり精神的なサポートをして家族みんなで新生活に順応して行くことにしました。
*逆に、HPを見る限りではいいと思っていたのに見学してみてイメージダウンしたところも(環境・先生諸々、、)。実際に見るって大切ですね。
一時帰国の醍醐味
出産してから初めての身軽な時間。だけど父子二人で大丈夫かなという心配、たった2日で幼稚園を決めてこられるのか?というプレッシャーのせいか、いつもは飛行機で爆睡できる私が行きは一睡もできず。
パリでは基本和食を自炊でしたが、日本に着いたらここぞとばかりに外食!!!お寿司、焼肉、ラーメン等々食べに食べました(笑)日本食を食べに帰る弾丸一時帰国もありなんじゃないかなぁ!食が満たされると心も満たされてしばらく上機嫌でいられますし。パリでももちろん食べられるけど、日本で食べること、そして「一時帰国」というイベント性がいいんですよね(あれこれ買おう!という行動も)。
行きは眠れなかったけれど帰りは隣になった日本人のおじさまと意気投合して、ほとんどおしゃべりしてあっという間に到着。
パリに残った父子の様子
私が出発した時は息子はさすがに泣いたそうですが、それ以降はほぼ泣かずにパパと過ごして幼稚園にも問題なく行ったそうです!
週末は公園でトロチネットデビュー!2歳になりたてでしたがたった1日で乗れるようになっていました。この「パパのワンオペ」のおかげで、ママっ子だった息子が一瞬パパっ子に!はい、効果は一時的に私が戻ったら超絶ママっ子に戻りました〜。
0歳児ならさすがに数日も離れることは私はできないけれど、2歳であればパパでもなんとかなる!ママじゃなくてもいける!と母親歴2年目にして勉強になりました。(世の中のママさん方はもっとパパにお任せしているんですかね・・?)
日本の幼稚園入園はこの一時帰国からかなり先のことではありましたが、我が家にとっては大事なことなので本帰国のだいぶ前から情報入手、興味を持った各園に問い合わせをし、一時帰国をして見学することを選びました。
(見学してみて、日本の友人が「見学した方がいい」と言っていた理由がやっとわかった)
これにて【駐在妻の保活・完】!
<おまけ>
羽田空港内の小さなキッズエリア
ほうじ茶ソフトがお気に入りで毎回食べます。しばらく食べていない・・食べたいな。
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