偉人伝・・ではないのですが、偉業に興味を持つきっかけになる絵本です。
今回紹介するのは息子のかかりつけのお医者さんにある本のシリーズ。4歳の長男があまりに好きで病院でこの本も何度も読まされる読むので全シリーズ入手!ちなみにこちらのお医者さんでは過去にはこんな本にもはまって購入しています。
作者・トーベン・クールマン
ドイツ生まれの作者。幼い頃から絵を描くことが好きだったそうですが、それだけでなく「
おもしろいものを発明したり、機械や蒸気機関車、飛行機についてのさまざまな歴史に夢中」(EhonNaviより)だったそうです。発明や機械が好きだからと研究や発明の道、ではなくそれを描いた絵本作家の道とは!面白い道ですし参考になります。
ネズミが繰り広げる大冒険
偉人伝ではなくファンタジーなので「リンドバーグ」や「アインシュタイン」の人生がどうだったかを振り返る、というような絵本ではありません。主人公は小さなネズミ。彼が目的達成のために学び、努力し、夢を叶える!というのが壮大なスケールで描かれています。そこに偉人の成し遂げたことが絡めてあったり名前が登場したりするのです。
昔のお話、外国が舞台のお話なのでそれを感じさせる絵のトーンがまた秀逸。一瞬「この本は古いのかな?」という絵なのですが、時代背景や雰囲気をうまく醸し出しています。
4歳児に読み聞かせるのには正直長い!週末の昼間でもない限り通しで読むことは難しく、何日にも分けて読むことも。それでも面白くて引き込まれて長男は「今日も読んで!続きを読んで!」と言ってきます。アインシュタインなどは難しい言葉も多いんですけどね。
ネットで本の感想を見ると「小学生ではまっている」「読書感想文にした」などとあったので、未就学児への読み聞かせ〜小学校高学年くらいまで幅広く楽しめそう。そして親も一緒にワクワクしながら読めるのでオススメです。