パリ・東京でモンテッソーリな子育て

駐在妻によるパリ生活・モンテッソーリ教育・東京子育ての記録。パリの託児所・幼稚園・習い事の情報なども。

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【出産記録③】第一子:産後編〜メンタル崩壊!スーパー助産師さんに救われた1ヶ月〜

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産後うつだったかもしれない話。

 

 

メンタルがやられた条件

今思い返すとなんだか色々が重なり、、産後すぐは本当に辛かったです。条件なんて重ならなくたって辛い時は辛いですけどね!

・息子は産院一泣き声の大きい、よく泣く子だった

・産後2日目から母子同室、全室個室だったけど声が隣に響くのではと気になって&しかも息子が全然泣き止まない、寝ないで朝方まで眠れなかった。最後は結局添い寝した・・

・入院時「母子同室で辛い時はいつでも新生児室に預けにきてくださいね〜」と言われていて、ヘルプに行ったらキツイ助産師さんの日で「自分で頑張ってください」と追い返され心が折れた。そこから常に涙が止まらなくなった(授乳室でも部屋でも家でも)


・誰と何を話しても涙が止まらない状態だった。例のキツイ助産師さん以外みんな本当に優しかった。お掃除のおばちゃんも「話ならいくらでも聞くから!」と言ってくれて優しさにも涙が出た


・退院翌日からワンオペだった


・私の母乳が出ずぎて息子が授乳中窒息しかけてパニック


等々、、、
 
里帰り出産したものの家族は全員働いていて朝から晩まで基本一人。慣れない初めての育児、泣き止まない息子(特に背中スイッチがね、、)。もう心が参ってしまって回復の見込みもないほどでした。ただし体はすごぶる快調、退院した日からサクサク家事はできるほどに(してはいけないけど!したけど、、)

 

助産師さんに1ヶ月家に来てもらう

常に泣いている私を見かねて自営業だった父が当面家にいてくれることになりました。誰かが家にいるというだけで本当に心強かったです。

母乳による窒息未遂の時も父がいてすぐさま近くの小児科に電話をしてくれて。しかもまだ生後6日とかなのでかかりつけ医でもないしお昼時。受付の方が「先生はお昼休憩中なんですけど電話してみますね!」と言ってくださって先生が電話をくださり、先生も「すぐに息をしたなら大丈夫。背中トントンでよかったですよ。 息をしない時間が長くて紫色になっていればすぐ病院へ。 心配なら連れてきていただいてもいいですが、 他の子から病気をもらう可能性もあるので、 今回みたいにまずはお電話くださってよいですよ」と言ってくださいました。安堵と優しさでまた涙出るよね、、

母は母で「あなたもう母親なんだから泣いてばかりいないの!」と私に言ったものの、自分は仕事でそばにいられない、自分の出産の時は毎日助産師さんに沐浴しにきてもらった(そういう風習の地域)だそうで、私も産後丸1ヶ月、訪問型の助産師さんに毎日来ていただくことにしました(母のお金で)。

 

毎日がカウンセリングと勉強会

産院から「街の助産師さんリスト」をいただいていたので、家から一番近い方にお電話(こういうリストをいただけるのって田舎特有なんですかね?)。

来てくださった方は60代のベテラン助産師さんで、とにかく
・私の話をひたすら聞いてくれる
・私の話を受け止めてくれる、否定しない

これだけでだいぶ心が落ち着きますよね、、

さらには
・プロの技で沐浴をしてくれる(気持ち良さが伝わる息子の表情)
・体重を計ってくれたり母乳指導(必要に応じてマッサージ)
・これからの成長・対応方法(乳児湿疹は必ず出る・その対象方法、スキンケアの重要性など)

などなど、子育て方法や私の精神安定に本当に来ていただいた良かった!そしてこの方が本当に神だった…(実はもう1人お願いした方がいたのですがその方は微妙でした…)。

この神助産師さんは東京の講習会にも参加されていて最新の情報をご存知・取り入れていて、母より年代が上の方とは思えないほど現代社会に即した考えをお持ちの方でした。ほら、実母や義母っていまだに何十年も前の育児方法信者の人もいるじゃないですか。

特に母乳指導が素晴らしくて、「今までの授乳はなんだったの…?」というくらい良く出る・息子が良く飲むようになり、息子はどんどんぷくぷく成長しました^^

正しい授乳姿勢、乳首のくわえ方をすると授乳クッションなんていらいないし赤ちゃんはごくごく飲んで体重がたっぷり増えるんですね。みんなこの方法を知るべきだと思いました。


助産師さんには本当に来ていただいて良かった!!
この方にお会いしなければ、誰かの手を借りなければ私はどうなっていたことか。。普段人に頼るのは苦手で何でも自分の手でやろうとする私ですが、今の時代はとにかく頼れる人の頼る、逃げるは恥だが役に立つ、だなと思いました。

この助産師さんにはその後も胸が不調な時にマッサージにきていただいたり、心配事はお電話やメールで相談に乗ったりしていただきました。

 

活躍したアイテム

きっといらないんでしょうけど私は息子の日々の成長に興味があったので、ベビースケールを購入し助産師さんがされていたように「沐浴→スキンケア・服を着せる→体重を計る→授乳→増えた体重を計る」の実施が日課となりました(パリにいくまでの間)。

その記録を育児日記につけていました。このシリーズは生まれる前のエコー写真を貼り付けるページもあり、毎日の記録もつけやすくて重宝しました。1歳になるまで毎日書いた!以降は2歳・3歳のお誕生日・・と年単位のページです。

第二子は同じシリーズで違うデザインを…と思ったけどあまり種類がないのでまたディズニーを購入。

第一子はわからないことだらけ、さらに「完璧にしなきゃ!」など色々重荷を背負っていたのかなと思います。第二子の時はいい意味で力を抜いて育児ができるかな、と思います!

 

www.europe-kosodate.com

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