あまり長くは通えなかったパリのスクールですが、周りからたくさん教育の刺激をいただきました。
*あくまで私の周りの状況と私見です。私立が良い・公立は良くないという話ではありません。
1年後の進路
フランスの公立幼稚園は3歳〜入園らしいので、普通なら公立の「クレッシュ(保育園)またはギャルドリー(託児所)」に預けてその後公立の幼稚園に進学するのがストレートコースかなと思います。
そこをあえて早い子で1歳〜私立の幼稚園へ通わせる選択肢もあり、我が家はこちらを選択しました。
1年経つ頃に息子の同級生の親御さんたちと話していると進路を変えるお宅もちらほらあることがわかりました。モンテッソーリ教育を続けることしか考えていなかった我が家には新鮮でした!
・そのまま同じ幼稚園で進級(モンテッソーリ教育を継続)
・公立幼稚園に転園
・インターナショナルスクールへ転園
など
理由は様々ですが一貫して感じたのは「どのご家庭も子どもの教育・進路をよく考えている」
ということ。どの理由にしても「なるほどな〜」と納得するものばかりでした。
夫婦二人で話したりしていると視野が狭い話になることもありますが、こういう教育意識の高い方とお話しするのは知見を得たり刺激を受けたり本当に良い機会でした。
(ということで、私はバックグラウンドの違うご家庭や人種・出身国が違う方々と話すのが好きで、とにかく外国人と付き合うようにしていました。そもそもパリは日本ではなくフランスですから私には外国人と付き合う方が自然でした)
親御さんたちのすごさ
息子を1歳〜私立園に入園させて他のご家庭とお付き合いして感じたのは
・すごい職業の人が多い(ご夫婦ともに)
・話した限り全員バイリンガル以上(トライリンガル以上もかなりいる)
・ご自身の経歴もすごい
ということ。そしてそんな方々とお話ししていると「すごいな〜うらやましいな〜」という感情ではなく「私も頑張ろう!」というやる気が出てくるから素晴らしい(みなさんが)。
職業や経歴を詳しく書くと特定されそうなので「すごい」とまとめてしまっていますが、、
教育だけがすべてではないとは思いますが、教育の大切さを他のご家庭の経歴やお仕事に触れて改めて感じることが多かったです。
またコネ社会と言われるフランス。同じ幼稚園の親御さんたちと繋がっていると相当なコネになりそうだなという印象を受けました(実際我が家がフランスに残っていてもどこまでそのコネを使わせてもらえたか?はわかりませんけどね。高校で受けるインターンなど?はコネで決まるとも聞いたことがあるので・・)
公立校の方々とはお話したことがないので考えはわかりませんが、同じような教育を目的に集まったご家庭とはすごくお話しやすかったですし刺激しあえることが多かったです。
パリのモンテッソーリスクールのお話はおそらくこれにておしまい。今後は日本のモンテッソーリスクールのことについて触れていきたいと思います。