パリでしたいこと=パリでしかできないこと。
日本でできることをパリでしていたらもったいない。パリでしか経験できないことがしたい。それが私のモットー。それを念頭にした私のオススメパリ生活。
*コロナ前の下書きのアップなので外食・旅行の話等現状にそぐわない話も出てきます
- 1、スイーツを食べまくる
- 2、レストランでフレンチを食べまくる
- 3、買い物はマルシェでする
- 4、街を歩きまくる
- 5、子どもを預ける
- 6、公園を満喫する
- 7、旅行をしまくる
- 8、外国人の友人を作る
- 《おまけ》フランス語は諦める!?
1、スイーツを食べまくる
言わずと知れた「食の都」。子連れだとレストランは…という方でもスイーツなら気軽!ケーキにチョコレートにパリはスイーツパラダイス!
日本未上陸のお店はもちろん、日本に店舗があるところでも味が違ったりもあるんだとか。(フランスの小麦粉・バター・お水などを使っているから?)
自宅から少し歩くだけでピエール・エルメ、アラン・デュカスのショコラなど魅惑のお店がいっぱい!スイーツの本場でこれらを食べずしていつ食べる!
パリ在住中は有名スイーツを食べまくることをオススメます。
しかもとにかく歩くからどんなに食べても太らなかったです、私は。
足繁く通ったMORI YOSHIDA。本帰国時にはお店に行って顔なじみの店員さんと涙のお別れをしました・・。
2、レストランでフレンチを食べまくる
フランス料理は美味しい!しかも本場!!
物価の高いパリですが、レストランでの食事は味、雰囲気、満足感を含めてそれだけの価値があります。本場パリに住んでいてレストランに行かずどこで行く!?
パリは高級レストランでなければ子連れもOKのところが多いです。そして子連れに優しい。
我が家は子連れでレストランランチはもちろん、夫に子どもを預けて女性陣だけで飲みに行ったり、家族が日本から来てくれた際は家族に子どもを預けて夫婦でディナーもたくさん行きました。
せっかくのパリ。ミシュランの星付きだったり超有名シェフのお店に気軽に(近いという意味で)行けるのが素晴らしいです!これも駐在期間にめいっぱい楽しみたいところ。
*コロナでなかなか行きづらいですが行きたいなら行ける時に行くべし!特に星付き!
3、買い物はマルシェでする
新鮮な食材が揃うのが外に並ぶマルシェ(市場)。 場所によって開催される曜日や扱う品物が違います。食料品はもちろん、アンティーク用品、絵画のマルシェもあったり。チーズや魚介類、お肉もお外に並ぶなんて日本人からしたらすごいなぁと。うさぎとかも売っていますしね。。おまけをしてくれたりもします◎
フランス語ができないとマルシェは敷居が高く感じますが、お店の方は感じのいい方ばかりなのでたどたどしいフランス語でもなんならジェスチャーでも気軽に行けちゃいます。
ただもちろんフランス語ができるに越したことはないので、勉強しつつ実地で慣れて少し話せるようになるとよりいいですね♪
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《会話例》
Bonjour !
これをください
①Je prends ça, s’il vous plaît.
ジュ ポン サ シルヴプレ
②Je voudrais ça, s’il vous plaît. (丁寧な言い方)
ジュ ヴドヘ サ シルヴプレ(ヴドレよりヴドヘ(喉を鳴らす)感じの発音が違いかと)
りんご2つなら
Je voudrais 2 pommes, s’il vous plaît.
Merci, au revoir!
メルスィ オボヴワー だけど実際は「メルスィ オボワー」と略して言う人が多い
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我が家は以下のマルシェがお気に入りでした。
6区・RaspailのBIOマルシェ(ラスパイユ駅)
15区・La Motte-Picquet-Grenelle(モト ピケ グルネル駅)
4、街を歩きまくる
パリはこんな街。
・歴史的建造物が多い
・ただの家々でも街並みが素晴らしい
・美術館などが多い
・バスが便利でどこへでも行きやすい
居住地にもよるかもしれませんが、近所を歩くだけでもお店がたくさんあり街並みが素晴らしいところが多いので、お散歩だけでも目の保養になりますし少し遠出でもバスが便利で安いので出かけやすい(チケット1枚で90分以内乗り継ぎOK)。
日本のように自由に使えてきれいなトイレが少ないことだけはネックだけれど、子連れに優しく街の人みんながサポートしてくれる国なので子連れでもたくさんお出かけできます。
5、子どもを預ける
そもそも専業主婦がほぼいないと言われるフランス。それでも働いていないママでも子どもを預けてママの自由時間を持つのが当然とされているようです。
私も何人ものフランス人に「子どもを預けていないの?預けてワインを飲みにでも美容院でも行きなさい!」と言われたことがあります。日本だといまだに「3歳児神話」があったり、そうでなくても「子どもを預けて母親が遊びに行くなんて!」と非難されたりも。それと真逆のフランス。子育てには最高です。
*ちなみに早々に断乳して生後2ヶ月頃からママがワインを飲む、なんてのもフランスでは普通で、「母乳神話」の日本とはこれまた全く異なる。フランスはママの精神にもいい国です。
パリにいるのだからせっかくなら現地の学校に預けたい。子どもが外国語を吸収するのに最高の機会ですから。
息子が0歳の頃は「こんなに可愛い子を預けるなんて嫌!」と思っていた私も、1歳手前で息子がどんどん動くようになると毎日大変でいざ預けたら数時間でもとにかく最高でした、、、(笑)買い物も食事作りも短時間で済ませられるし、カフェで休憩したり自分のペースで時間が使えますしね。
パリの幼稚園のクリスマスパーティー(持ち寄り)。すし太郎をラップで丸く結んだお寿司が大好評でした!
6、公園を満喫する
パリには公園がとにかく多い!子どもはもちろん、芝生のところは週末は家族でピクニックも最高。
ただし場所によってはめちゃくちゃ汚い。タバコの吸い殻、食べ飲み終わったゴミ、割れた瓶のかけら、、、。ガラスは子どもは踏むと危険なので本当に嫌だった。
パリは道もゴミや犬のフンなどでとにかく汚いのですが、ゴミ箱があちこちに設置されているのに地面に捨てられているのは「ゴミがないと掃除する人の仕事がなくなるから道に捨てる」という話を聞いたことがあります。本当??
日曜日は閉店・閉館しているお店や施設も多いので、我が家は週末は家族で公園で過ごすことも多かったです。きっとフランス人、日本人駐在員にかかわらずそうなんじゃないかな?
7、旅行をしまくる
ヨーロッパ駐在の何がいいって他の国が近いこと。
航空券も安くて旅行し放題!LCCが豊富でスペインまで片道70€〜なんてものも。陸続きなので車や電車でもあちこち回れます。
日本から行くより断然安い・近いので旅行が好きなら駐在中にたくさん回った方がいいです。
早くコロナが落ち着いてまた旅行ができるようになってほしいものです。
8、外国人の友人を作る
現地の方と触れ合うのが外国生活の醍醐味だし基本!?日本にいたらできないこと、外国だからできることの筆頭ではないでしょうか。
私はフランス人はもちろん、レバノン人、チェコ人、中国人、ペルー人、イギリス人のお友達ができました。(夫はチュニジア人、スペイン人、チリ人なども)
私は外国人の友人たちとは英語でやり取りしていました。みんな英語が堪能で、私に英語で接してくれるので気軽にコミュニケーションが取れていました。もし「フランス語でしか話さないわ!」という人だったら友達になれていなかったかも?もちろんフランス人はフランス語で話せた方がうれしいんでしょうけど、私の周りには気にしない人も多かったです!
現地のお友達ができると会話の幅が広がりますし、そこで得られる知識や、外国人とお友達になれた自信は自分の人生に必ずプラスになるはず。
もし自分たちが日本に帰っても連絡を取り続けられる相手がいること、またパリに行った際は会える友人がいること、将来互いの子どもたちにも良い経験をさせてあげられるかもしれないこと(お互いの国を行き来したり、共通言語(英語?フランス語)でやり取りしたり、ホームステイをしあったり言葉を教えあったり)。良いことしかない!
《おまけ》フランス語は諦める!?
正直フランス語は挨拶やお買い物のフレーズなど最低限できれば生活に支障がないです。
なので「フランス語勉強しなきゃ。でも今日もできなかった」とか「こんなに住んでるのに全然しゃべれない、、」とか、ネガティブに考えたら毎日がもったいないじゃないですか!?
もちろん話せるようになることに越したことはないけれど、パリは人気観光地。英語が通じます。そして普段生活をしていればなんとなく買い物のやりとりくらいのフランス語はわかる・できるようになると思います。
駐在期間が長くなく、フランス語を本気で勉強して話せるようになろう!という強い意志がないのであれば、悶々とする気持ち・時間を過ごすのではなくスイーツ巡りや街歩き、旅行にあてて楽しんだ方がいい。と、私は思います。
またパリに住みたいな。
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