ギャルドリー、幼稚園で準備必須の「doudou 」。今も大活躍です。
先日、寝る前に息子がdoudouのぬいぐるみ(うさぎ)を抱っこして背中をトントンしていました。(可愛い〜萌え!)
doudouって何?
赤ちゃんの頃から持っているぬいぐるみなど。いつもそばにいて安心感を与えてくれたり、寂しいときや悲しいときにぎゅっとして心を落ち着けたりできるもの。
フランスの子どもたちは全員持っているんじゃない?というくらいのマストアイテム。
写真はjacadiのもの。こういうのをフランス人の子どもたちがみんな持ってベビーカーに乗ってる。かわいすぎる!!
https://www.jacadi.fr/chambre-de-bebe/doudou-et-peluche/Doudou-lapin/p/1084550_786
我が家はギャルドリー(フランスの託児所)に入る際にdoudouが「持ち物リスト」にあったので用意はしたものの、息子は長いこと見向きもしませんでした。
息子のdoudou
私が勝手にセレクト。息子がぎゅっとしやすいよう、しっかりした自立するようなものではなく、クタっとしたうさぎにしました。他の子もクタっとした系が多いです。あとうさぎ率も高し。
ちなみにdoudouはぬいぐるみじゃなくてもOKだそうで、ギャルドリーではタオルを持っている子もいました。
うさぎはフランス語でラパンなので私は息子のdoudouをそのまま「ラパン」と呼んでいます。そんなに小さくはないのだけれど、ギャルドリーの先生は息子のdoudouを「un petit lapin」と小さいうさぎと呼びます。名前を付けて呼んでいる子もいました。名前を付ける方が一般的なのだろうか?
息子は発語をするようになってから最初は「ラ」が言えず「パパン」と呼んでかわいがり始め、最初こそ見向きもしなかったもののある時からギュッとするようになりました。(萌え〜その2)
それでもそんなに固執してないかな?と私の中では重要度が低かったので、ギャルドリーへ持っていくのを何度忘れたことか。そして先生には「大事だから!」と取りに帰らされた…。
ギャルドリーで泣いている理由はママと離れたくないからでしょ、ラパンがいたって…とは思ったものの、そういう時こそdoudouをぎゅっとして悲しみを和らげるのが大事っぽい
パリの幼稚園に入って、最初はどこへ行くにもdoudouと一緒。広くはない幼稚園内でも常に持たされて(?)一緒に写真に写っているのが可愛かった☺️
それが数ヶ月経つと「doudou入れ」ができて、登園するとまずdoudouを箱に入れるんです。もちろんずっと大事な存在なんだろうけど、依存しなくても大丈夫、自立していこうってことなのかなぁと。
英語話者の先生が息子に「Can you put your rabbit in the box?」って言うと息子は理解してdoudouを箱に入れたんです。2歳になりたてでこれをしていた時は感動しました。
フランス人のお友達がうちに遊びに来る時はみんな必ずdoudouを連れてきます。旅行中も持っている子を見かけます。
うちはというと旅先で失くすのが怖くて旅行へは連れて行けず…。息子が「ラパン大好き!」だった時には飛行機やホテルで「ラパン欲しい!ラパンどこ!?」とよく言われて困ったものです…。ただ我が家にはラパンに代わる第二のdoudouがあるので代わりにそれを持参していました。家に3つもあるので。
その後、息子はラパンとおままごとをしたり(ご飯をあげたり、おむつを替える仕草も)、ラパンを大事な存在として扱ったり(寝るときにお布団をかけてあげたり)。
予防注射や新しいところなど不安に思うときに息子は「ラパン欲しい!ラパンぎゅーする!」と言ってぬいぐるみをぎゅっとして涙をこらえることができたり。
doudouには本当に親子ともに助けられているし、子どもの支えになる素晴らしい存在だなぁと思います。
それを教えてくれたフランス・先生たちに感謝です。
六本木ヒルズに入っている「リボンハッカキッズ」で、フランスでよく見かけるうさぎと同じものを見つけました。ちょっと柄が違うけどこれかな?
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