幼稚園で息子の2歳のお誕生日会がありました。
うちの幼稚園ではお誕生日当日にクラスでお祝いをするようです。約2ヶ月に2週間訪れるバカンスや、年度が変わる夏季休暇(7、8月)中にお誕生日が来る子のお祝いはありません。普段の土日に当たる子は不明です。
親がケーキを準備
お誕生日の数日前に先生より「当日ケーキを準備して欲しい」と依頼がありました。手作り・チョコレートケーキ推奨とのこと。2歳児クラス(1-2歳児が在籍)にチョコレート!日本人からするとびっくりじゃありませんか?ギャルドリ(0-2歳児が在籍)のおやつでチョコレートのパンが出る国ですからね、、慣れれば驚きません。
ケーキが手作りOK/NGかは幼稚園によるそうです。アレルギー対策の観点で手作りNGのところも(市販品であれば原材料が明記されているので)。なので現地幼稚園でお誕生日ケーキを準備される際は園の方針の確認が必要です。
また、一概に「ケーキ」と言っても種類はたくさんありますよね。カップケーキ型、パウンド型、ホール型…。どれでも問題ないんでしょうけど、『どうしていいかわからない』『なんとなくみんなの雰囲気に合わせたい』という方は同じ幼稚園にママ友を作ると色々相談できて安心かもしれません。せめて携帯電話の交換だけでも。日本ほどではありませんが多少のイベントはあるので、フランスの幼稚園の“お作法”が聞ける相手がいるといいですよね。
当日、ケーキを持参する
うちの園では先生がケーキを切り分けてくれます。私は先生の手間を考えて、人数分(生徒数+先生)に切り分けた状態で登園時に持って行きました。ケーキ屋さんで買うような箱を用意してもいいですし、自宅にあるお皿でもOK。我が家はお皿に入れて持っていき、当日のお迎え時にお皿を返却していただけました。
何か日本っぽい工夫を取り入れたくて事前に先生に相談し、生徒の人数分の折り鶴を一緒に渡しました。先生がうまくケーキのまわりにデコレーションしてくださって、写真で見たらとても素敵な仕上がりになっていました!
お誕生日会の様子
うちの園では定期的に園内の写真を専用サイトで見ることができます。そこにも息子のお誕生日会の写真はアップされたのですが、それとは別に先生に事前に「フランスの園でのお誕生日会は初めてなので写真を見たい」と伝えたところ、他にも個別に写真を送ってくださいました!日本ではきっとありえないですよね。フランスのこういう自由度が高いところが大好きです。
前に机をひとつ置き、王冠をかぶった息子がそこの椅子に座ります。他の子たちは息子の囲むように座ります。息子に近い席は親友のMちゃんとJくんが。偶然かな?(そしてこんな小さな子たちがおとなしく椅子に座っていられることにびっくり)
息子の隣で先生がまず「1」という数字の紙を持ち、次に「2」の紙を持って何かお話をしています。写真だけなので想像ですが、「1歳から2歳になったね♪」というようなお話があったのかなと推測。
机にケーキが置かれて2本のキャンドルに火が灯され、先生の真似をして火を吹き消します!息子はこの前にディズニーランドパリでお誕生日のお祝いをしていて「ケーキの火を吹き消す」という場面は初めてではなかったものの、ディズニーでは食事に夢中でケーキの火に興味を示さなかったので親が吹き消しました。幼稚園ではキャンドルに興味津々で「わぁ!」と顔を輝かせ、上手に「ふー」っと息を吹きかけたそうです!
みんなの前に出てみんなに注目されてお祝いしてもらって、息子はどんな気持ちだったんだろう。(事前にこういうのがあるよ、前に出るからね、とも伝えていなかった、、、)
この一連の写真が先生から送られてきて、親も一緒に雰囲気を楽しむことができたし、とっても良いフランスの思い出のひとつになりました♪
ポチッとしていただけると励みになります。