続いて内見編です。
パリにはこんな広場がたくさんあって、のんびりできるし癒される。
これはあくまで我が家の場合。過去に駐在者がおらず前任者もいない状況、日本人・日本語でのサポートもない中での家探しの経験です。(当時息子は生後5ヶ月でした)
駐在員・駐在経験の多い会社の場合は、日本語・日本人スタッフのサポートや前任者からの引き継ぎ、紹介などがもしかしたらあるのかもしれません。
内見まで〜内見当日の流れ
・候補物件の資料が届く
・候補物件を絞る
・絞った物件を見に行く(1日で)
・その日に決定を下す
かなりの物件数を1日で見て回るのにもびっくりしたし、最後の物件を見終わった時にどの家に決めるかの判断を求められるのにはびっくりしました!汗
もちろんどうしても悩んだら「今日中に回答します…」とは言えますが、それでも早めに答えなければならないことに変わりはなし。なかなかシビアでした。でも下手に時間があるよりはこれくらいの方が悩む時間もなく楽かもしれません。
候補物件が届く/絞る
こちらの希望条件を不動産会社へ提出し、その後向こうから「図面・写真・詳細(バスタブやEVの有無等)」入りの候補物件がメールで送られてきました。それを印刷して夫婦で話し合いながら絞りました。
内見は1日で行うので候補数が少ないに越したことはないですが、我が家はどうしても絞れず9軒となりました…。今思い返すと不動産屋さんもよく連れて行ってくれたなぁと感動すらします(もう少し絞れない?とは言われたけど…)。各部屋で管理会社さんの立会いもあったので、みんな時間通りに待ち合わせができてスムーズに内見できたのはフランスにおいて奇跡だったのでしょうか!?フランス人は時間にルーズな印象なので・・・
内見物件が確定後、不動産会社のマダムから内見の日程表が送られてきました。
内見当日のスケジュール
9時 :不動産屋さんと集合、車に乗せてもらい内見開始
12時:ランチ
18時:自宅にて解散
新居に引っ越せることに浮かれ、9物件の内見にかかる時間を気にしていなかった私たち夫婦。9-18時というタイムスケジュールを見て、こちらは赤ちゃん連れ!授乳やオムツ替え、お昼寝、大丈夫!?車に乗れば寝てくれるけど、乗り降りばかりしていたら起こしてしまい泣くのでは!?と不安がどっと押し寄せる。
あと、「ランチ」の予定が入っているということはマダムも一緒に食べるのかな?(笑)
ただし時すでに遅し。金曜日の夕方にこのスケジュールが届き、翌週月曜日の朝一で内見。フランス人は(おそらく)残業をしないのでマダムはもう帰ったでしょうと連絡せず、このまま内見に臨みました。。
内見当日!
不動産屋さんのマダムに我が家まで車で迎えにきてもらいスタート。1軒目から見る家どれもいいなぁとかなり迷いました!近所に大きな公園があったり(リュクサンブール公園、モンスリー公園とか)、エッフェル塔が見えたり…。
息子は全くぐずることなく本当にありがたかった!午前中は機嫌よく付き合ってくれ、車での移動中に10分くらい寝ただけなのに泣くことなくランチタイム。ランチ時はベビーカーで寝てくれて大人はゆっくりとご飯が食べられました。
ランチはマダムおすすめのお店へ(美味しかった!)。ちなみにお昼は家へ戻る選択肢もありましたが、時間の無駄なので午後の物件の近くでみんなでいただきました。マダムにはフランスのこと、ご家族のこと、子育てのこと、色々聞けてとっても有意義なランチでした♡
フランスはどこでも授乳ができるので(誰も気にしない。最高に楽!授乳ケープも誰もしていません) ランチが終わって息子を起こして授乳。オムツ替え台なんて絶対な誘うなお店でしたが、マダムが「オムツ替えたいわよね?」と言って店員さんに相談してくださってソファ席で替えさせてもらえました。感謝!
たっぷり寝た息子は午後もご機嫌で付き合ってくれ本当に助かりました。マダムからも「こんなにいい子は初めてだわ。いつも子どもは大泣きするのよ!」と言われました。息子よありがとう!
ちなみにマダムとの会話は英語。外国人駐在員も担当する不動産会社さんなので英語が話せる方ももちろんいらっしゃいます。各物件の管理会社の方は英語ができたりできなかったりとマチマチでした。
その日に物件を決定する
最終的に3軒に絞り優先順位を付けてマダムへ返事。他にも内見している方がいたりするので、申し込んでも「もう決まってしまいました」と言われることもあるのでTop3で出しました。
不動産会社さん→管理会社さんへ希望を入れ、後日無事に新居決定となりました!
これで家が決まったわけですが、内見をして気づいた、思ったことが色々あったので次回へ続きます。
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