キッチンのシンクが詰まったのですが自力で直しました!
これまでの水道トラブル@パリ
①お風呂のお湯がぬるい、足りなくなる
パリの家のお風呂は「お湯使い放題」と「タンク式」があります。多いのは後者かな?シャワー文化なので湯船にお湯を貯める日本人よりは使用量が少なそうですもんね。
我が家はタンク式。家探しの際に「お湯使い放題」を重要条件にしたのですが、他の条件はすべて良くてタンク式だけネックだった今の家に決めました。タンク式だけど今の家には突出するメリットがあり、この家をリストにいれてくれた不動産屋さんに感謝!
タンクの大きさ・容量は内見時に確認して問題ないと思っていたのですが、いざ住んでみるとお湯がぬるい・足りない。
オーナーさんと何度もメールのやり取りをしてやっと水道屋さんに来ていただけました。そこでわかったのがお湯の設定温度が45度になっていること。これだとほぼ水で薄めない状態で使うのでお湯の減りが早いそう。設定を65度に変えていただき、お風呂を使う際は「お湯半分+水半分」くらいになったのでお湯の使用量が減り、家族3人+αでも十分足りるようになりました!
②キッチンのシンクで水漏れ
正確にはシンク下のパイプから。少し前からキッチンの水道を使った後に「なんだかポタポタ音がするなー」と思っていたら、ある日シンク下の床が水浸しに!慌ててシンク下の扉を開くとパイプから水が漏れていました。
パイプをつなぐ留め具?を回せば自分で直せそうだったけど、どちらに回せばいいかわからないしうっかり壊した日にはもっと大変!ということで、①でお世話になった水道屋さんに再度来ていただきました。
すると案の定留め具?を回して外し確認。どうやらパイプに汚れが詰まったり熱いお湯をそのまま流したりで留めが弱くなって漏れたらしい。外したパイプを掃除して取り付けて完了。正直他の部分のパイプも掃除したかったのでこの部分以外も確認して欲しかったのですが。
日本人ならしてくれそうですよね…
しかもこの水道屋さん、①の時に私たちに代金を請求してこなかったのでオーナーが①代を払ったと思ったのに払っていなかった!(オーナーにも確認していた)
よく文句言ってこなかったよね。もしかしたら簡単な確認だっただから請求しないでくれたのかな?でも弟子みたいな人と二人で来たのに…。
前回も今回も割とすぐ&時間通りに来てくれて玄関で靴も脱いでくれたので、高い気がすると思いつつも感謝も込めて100ユーロ支払いました。
③洗面所が詰まる
今度は洗面所が詰まりました…。私はいつもの水道屋さんに頼みたかったのですぐさまメール。なのに夫が「自力でなんとかしよう」とこだわり、トイレのスッポン?を買って帰ってきて詰まりを解消しました!
この時タイミングよく日本から父が遊びに来てくれていたので、父が洗面所下のパイプを外して確認してくれました。するとヘドロの他に髪の毛がたくさん!洗面台に髪の毛が流れていたなんて思いもしなかったです。でも今後は気をつけないと。
詰まり対策
ということで排水管には流さない、詰まらせないのが大事!以前記事↓に書いた通り、排水口にセットする金網を買い、さらに日本から持ってきた三角コーナー用の水きりネットをセットしました!キッチン、洗面所の両方に。
ただ金網がちょっと浮いたりフィットしない。ネットの汚れはすぐたまるのでこまめに取り替え。ネットの在庫がなくなる〜。
キッチンが詰まる!
それでも金網&水切りネットを過信してしまい、息子が残したご飯のかけらをシンクに流してしまっていたある日。キッチンのシンクが詰まりました(-_-)やってしまった〜。。。
夫には下手にいじるなと言われたけどどうしようか散々迷って自分でパイプを分解、掃除することを決意。
以前のトラブル②と③でパイプを外す様子は見ていたので「これならできる!」と自信があったのです。(テレビやDVDレコーダーなどの配線も自分でするタイプ。家の諸々が得意な父に似たのかも?)
※自己責任でお願いします
夫のいない隙に(笑)分解。水気があるとパイプを外した際に垂れてくるので、水を流してしばらく経った時に写真矢印の4箇所の留め具を回してはずし、パイプ内を掃除しました。
シンク直結部分のパイプから出るわ出るわヘドロ(汗)きれいになったらパイプを元の位置につないで水を流す!パイプのつなぎ目からは水は漏れず、詰まりも無事解消されてスムーズに流れました!良かった!!
にしてもちゃっちくておもちゃみたいなパイプだった
詰まり解消の秘密兵器
実は③の時にアパートの管理人マダムに相談に行きました。ネットで調べた「DesTop」なる洗剤を使おうと思って「これって効きますか?」と。
するとマダム、
「効くけど強力で有害な洗剤だから最後の手段にした方がいいわよ!いいものがあるからちょっと待ってて!」
と貸してくれたものがこちら。
コイル?ネジ?のような長いものにハンドルが付いています。これを排水口またはパイプにいれてハンドルを回すと奥まで進んでいき、ハンドルを反対に回すのかな?をするとコイル部分に汚れが絡まってきて掃除できるというアイテム。今回これの出番はありませんでしたがマダム曰く「やってみると汚くて気持ち悪いんだけど面白い」そう(笑)ちょっと使ってみたかった〜。どこで買えるかはわからず。マダムの秘密兵器らしいです(笑)
日本からこういうのを持っていくのも良いかもしれません。
※ネットを調べるとDesTopを使われている方も多いので、小さなお子さんがいなかったり換気に気をつければ洗剤使用もありかもしれません。
フランスの家にいるとだいたいが経験するという水道回りのトラブル。できれば一度も経験しないままいたいですね。私はまずキッチンに食べ物を流さないことから始めます!(当たり前?)
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